夏を乗り切る② ~屋上の打ち水作戦~
毎年のように平均気温が上昇しており、この4月には、最高気温が40℃以上の日が正式に『酷暑日』として採用され、7月21日には今年初めての酷暑日を記録しました。愛研ではこのところの暑さに対して、昨年から屋上に散水機を設置しています。
液体状の水は蒸発する時に、気化熱として周囲の熱エネルギーを奪い、その分だけエネルギーの高い気体状の水になります。屋上に水を撒いた時は屋上面の熱を奪います。
(気体状の水の熱エネルギー)-(液体状の水の熱エネルギー)=屋上から奪われる熱
日常生活の中でも気化熱を体感できる場面は多くあり、
・暑さで汗をかいた後に風にあたると涼しく感じる。
・除菌用アルコールで顔や手を拭いた後、す~っと感じる。
などがそれにあたります。
また、積極的な利用としては、
・常温の缶ジュースやスイカなどに濡れたタオルを巻き、扇風機などで風を当てると冷蔵庫を使用しなくとも冷やせる。(キンキンとまではいきませんが)
・首の後ろに濡れたタオルをあてて頸動脈を冷やすことで熱中症を予防できる。(保冷剤と比べ冷やしすぎないところもメリットです)
などがあります。
水は撒きすぎても気化する前に排水口に流れていってしまうため、貴重な水を捨てることになります。そこで、毎正時に1分だけタイマーで散水することにしました。ほぼ全面に水が行き渡り、排水される前に、15分から20分ほどして完全に蒸発します。そこから次の正時まで屋上面が充分に熱せられたところに次の散水、蒸発・・・の繰り返しです。
設置位置、噴出方向と噴射角度を調節して設置
そもそもは最上階フロアで働く社員から、冷房の効きが悪い、暑いとの不満がありましたが、冷房設備を追加する前にできることはやってみようとトライしてみました。
最上階フロアの天井面を直接冷やすわけではありませんが、社屋の一番熱されやすい天井裏部分の熱を除すことで、過酷な環境にある空調設備等にも優しく、結果的に環境に優しく仕上げられたと感じています。あとは少しでも涼しくなったとの言葉が社員から出れば\(^o^)/です。
まだまだ暑い日が続きますが、少しでも快適に過ごせるよう、これからも身近にできる暑さ対策を工夫していきたいと思います。
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