2022.03.24
コラム

糖質と糖類の違いって知ってますか?

生活していく中で、糖質糖類という言葉をよく耳にしていると思います。今回は、糖質と糖類の違いと糖類について話していきたいと思います。

目次
1.糖質と糖類の違い
2.糖類とは
2-1分類
2-2表示
2-3摂取量
3.まとめ

糖質と糖類の違い

糖質とは、炭水化物を構成する栄養素の一つで、炭水化物から食物繊維を除いたものの総称です。炭水化物をとると体の中で糖質と食物繊維に分解され、糖質はエネルギーになり、食物繊維は吸収されずに腸に残って働きます。そして、糖質の中でも単糖類、二糖類に分類されるものが糖類です。糖類は糖質と同様にエネルギー源となる働きを持っています。また、食後の血糖値を直接上げる要因にもなるのが糖類です。糖質と糖類は違うとはいっても、糖類は糖質の仲間ですので同じものとして理解していても間違いではありません。まとめると、「炭水化物>糖質>糖類」という順番で分かれています。糖質と糖類は名前が似ていますが、食品表示の部分で糖質と糖類を区別することがあるのでやや誤解を招きやすいので、気を付けてください。

糖類とは

分類

糖質が、消化酵素によってより小さい分子に分解され、「単糖類」「二糖類」と呼ばれる糖類となります。単糖類とは、炭水化物の1種で、これより簡単な分子に加水分解されない糖類のことをいいます。ブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)はこの単糖類になり果物などに含まれています。二糖類とは、加水分解により単糖類を2分子生じる糖類のことをいいます。麦芽糖(マルトース)やショ糖(スクロース)や乳糖(ラクトース)が二糖類になります。そのほかに、加水分解により単糖類を多く生じる糖のことを多糖類といいます。でんぷん、グリコーゲン、デキストリンなどが多糖類となります。単糖類や二糖類は水によく溶けて甘味を示すものが多いですが、多糖類は水に溶けにくく甘味を示さないものがほとんどです。

表示

栄養成分表示に書かれている糖類とは、ブドウ糖ショ糖のことを指します。糖類ゼロだから甘味がないわけではありません。糖類ゼロは、糖質ゼロという意味ではないので、糖類には分類されないオリゴ糖やキシリトールなど、小糖類や糖アルコールを含んでいることがあります。ちなみに糖質ゼロの場合でも、糖質の代わりに天然甘味料や人工甘味料が使用されています。そして、ゼロと表示があっても少量の糖質と糖類を含んでいてもゼロと表示することができる場合もあります。飲料100mL当たり0.5g未満、食品100g当たり0.5g未満であればゼロと表示できます。ゼロだからと言ってたくさん摂取してもカロリーの取りすぎになるので気を付けましょう。

摂取量

1日に必要な糖質摂取量(g)は
標準体重(kg)×活動量(kcal)×0.6÷4
活動量(kcal)… 軽い:25~30
普通:30~35
重い:35~

引用:【東洋経済オンライン】1日に何g「糖質」をとってもいいのか計算する方法

このような計算で出すことが出来ます。もし、この数値より多くとっていたら、糖質を減らしてみましょう。

まとめ

糖質と糖類の違い、糖類について話しましたが、糖質や糖類は取りすぎても不足していても身体に影響を及ぼします。食品や飲料を買うときに少しでも頭の片隅に残していただければ幸いです。

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