株式会社愛研 環境保全事業
モキ製作所の薪ストーブ 普及販売】

モキ製作所薪ストーブ生活イメージ

家族が集いたくなる場としての薪ストーブ

【嬉しい・楽しい・安全】〜その1〜

家族間のコミュニケーションを良くしたいと思ったときに

コミュニケーションというのは、何か話し合うべき重要なことが発生したときには、実は「どのような議論になるか、もう決まっているもの」なのだと思います。何も話合うべきことがない状態で、普段どのような会話をしているか。それが議論の空気を支配してしまいます。そう考えると家族間の普段のコミュニケーションは、人生の中でもかなり重要な部分を規定していると言えます。

現代は、家族を養っている私達のような世代が親に養われていた時代と比べると、状況がずいぶん変わりました。テレビを皆で見ることに代わってネットによって個々に情報を探すことが増えたり、共働きを含め、親の勤務状況も多様化し、子供達も、学校以外の時間の過ごし方の選択肢が非常に増えて多忙になるなど、家族間のコミュニケーションの機会を持つことが物理的に難しくなる中で、コミュニケーションをしやすくするにはどうすれば良いか、色々と考える場面もあるのではないでしょうか。

色々考える場面として代表的な例として、家の間取りがあります。二階に上がる階段がリビングから上がるように配置された「リビング階段」の間取りは、開放的な雰囲気を与えて家が広く感じられるなど、空間デザインとして大変優れていますが、これを採用する際によく挙げられるのが「家族間のコミュニケーションの機会が増える」という理由です。例えば子供が2階の個室に上がる時には必ず家族のいるリビングを通るために、自然と会話が生まれることを期待するわけです。

しかし実際のところ、物理的な間取りは、「結果的として」皆がどう使用したいかが見えてきた段階で、使いやすいかどうかが判明する問題であって、あくまでも家族間の感情や雰囲気、つまり「人間関係が先に来るもの」のようです。クラスの中で親友になれるかどうかが、それぞれの自宅の位置関係には全く依存しないように、仲の良い家族はどんな間取りでも仲が良いし、逆に冷たい空気が開放的な空間全体を支配してしまうこともあるのが現実です。

物理的な間取りが、必ずしも家族間のコミュニケーションを良くする理由にはならないとすれば、家という場所において、どのような工夫があり得るでしょうか。

「場の創造」という考え方

基本的な考え方として持っておくと有効ではないかと思われるのは「場の創造」という考え方です。

たとえば、普段ずっと一緒に過ごしている家族が、わざわざキャンプという場で不便な生活を共にするのは何故でしょう。お祭りの屋台で食べる焼きそばが、何でもない焼きそばのはずなのに、何か特別な美味しさを感じることがあるように、そこにある空気、つまり目に見えるものだけでなく、匂いや、音、肌の感覚。それらが五感を通して強く感じられるときに、食べ物の味が変わったり、またそのことによって、コミュニケーションが進むこともあるのではないでしょうか。

昔、家族の団らんの中心に、囲炉裏という場がありました。薪を燃やし、単に暖かいだけでなく、立ち上る炎、煙の匂い、煮炊きされ、焼かれる食べ物…五感を通して感じられる様々なことが、会話のきっかけとして、あるいは共有した記憶として、家族の絆を深めただろうことは想像に難くありません。家での生活ツールが、それぞれ非常に便利に、クリーンになってしまった現代において、囲炉裏のような場を創造するのは、家族間のコミュニケーションを良くするための手助けになりはしないでしょうか。

囲炉裏のような「場」としての薪ストーブ

住宅も密集し、家の中では、たき火のような原始的な熱源はありえなくなってしまった現代。かつてリビングには皆が揃って見るテレビという場がありましたが、もはやそれも場としての力を失い、家族間のコミュニケーションが取り難くなっていることは否定できません。その中で、薪ストーブは、場としての力を持った数少ない家族用装置であるかもしれません。少なくとも、単なる暖房という位置づけを超えて、視覚、音、匂い…家族が集まる場を提供する可能性を持っていることだけは間違いありません。

苦労をしない、スマートな暖房装置が、こと家族にとって、必ずしも最適であるとは言えないのではないでしょうか。少なくとも、合理性や機能性に優れた便利な生活が、コミュニケーションにも最適であるとは言えないと思います。とは言え、時間も費用もシビアで、ご近所に対してもクリーンでなければならず、牧歌的な生活など望みようがない現代です。

別記事で述べますが、特に「料理への活用」という面で、決定的なアドバンテージを持っているモキ製作所の薪ストーブは、家族間のコミュニケーションを良くする「場」を提供できる現実的な装置としての要件を兼ね備えているのです。

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